ドーパミンを増やして無気力感を脱する

ドーパミン
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ドーパミンと聞きますとニヤッとしながら「脳内麻薬?」と言う人がいますが少し勉強してみましょう。
精進潔斎でドーパミンリセット」の記事ではドーパミンが過剰の場合のお話でした。
今回の記事は逆に少ない場合どうなるのか?
更にはその対処法を記事にしてみました。
ドーパミンの性格を知り欲求をコントロールしましょう!

ドーパミンの性格を知ろう

ドーパミンとは三大神経伝達物質の一つ大変重要な神経伝達物質です。
別名としては、報酬系とも呼ばれます。
欲求を促す物質、そして動機を司ります、その動機は欲求が満たされた時の達成感、満足感で快感をもたらすわけですがその快感を欲しがる、つまりこれが動機につながるのです。
多くなると依存症的な得られないことへのイライラ感などにもつながります。
少なくなると当然ですが欲求が起きなくなるわけですが、釈迦のような聖人君子は無欲なのでドーパミンがないのだろうと考えるのは早計です。
そうではなくてやる気が起きない、無気力感、いわゆるうつ病の深刻な症状はドーパミンの極端な不足から起こるのです、陰の極みと言えましょう。
陰極まって陽に転ずると東洋思想では言いますが陰鬱が極限になりますと衝動的に自ら命を絶ってしまうなど非常に危険な状態と言えます。
僧侶や修験者は欲を否定すると思われがちですが極端な無欲もまた問題があるのです。

実例、なぜドーパミンが分泌されなくなるのか?

ドーパミンが分泌されなくなる要因は様々ですが、一例を上げます
ある会社のネット通販部門を任されたAさん、もともとIT畑の出身なのでEコマース(ネット通販)も守備範囲、しかしその会社はもともとがIT系企業ではなく店舗販売が主の会社でした。
そろそろネット通販もやらなければと言うことで転職してきたAさんですが、そもそも周囲の人がネット通販のノウハウもなければ出品作業の手順なども全くわからない素人、上司に至ってはメールの添付ファイルを開くことも出来ないありさまだったそうです。
実店舗販売とネット通販では売れ筋も異なるにもかかわらず、実店舗で売れているからとネット通販に出品するも売れない、売れないとAさんのせいにされる。
そしてネットランキング上位商品で確実に売れる商品の出品を提案するも却下されてしまう、しかしなんとかだましだまし説得して出品したら、やはり売れるわけですが、あろうことか提案を却下しその売れた商品の出品を否定していた上司が自分の手柄、自分が企画提案したと得意げに言い会社に報告したのです。
Aさんは最後にはうつ病になってしまい退職を余儀なくされたのです。

ここで注目すべきはドーパミンが欲しがる報酬が奪われたと言うこと、企画提案して売れたのはAさんの手柄であって会社から称賛されるべきはAさんであるはず、しかし売れない商品を提案した上司がなぜか横から称賛される立場を横取りしてしまった、このような環境が続くとドーパミンは本来得られるべき社内での称賛という報酬が得られないため、やがて分泌をやめてしまうのです。

ドーパミンが不足するとはどのような状態か?

少くなれば欲望が少なくなるのは理解できるかと思います。
例えば食欲で例に取ります。
陰鬱になっている時何かが食べたいと思えないはず、つまり食欲がない状態です。
そしてドーパミンの起こす食欲とは空腹で食べたいといった生理的欲求と違い、具体性を持った食べ物のイメージで思い浮かんで食べたいとなります、例えば焼き肉が食べたいとかチーズバーガーが食べたいと言うのはドーパミンの欲求から来る食欲ですが、しかし、ドーパミンが不足すると食べたいものが思い浮かびません。
そのような状態の場合、焼き肉をおごるからと誘っても無駄、無関心、無反応、ドーパミンが分泌されない状態では食欲に限らず無気力の抜け殻のような状態なのです。

どうすればドーパミンは分泌されるか?

神経伝達物質全般に言えることですが分泌される行動を取ることなのです。
ドーパミンの場合、欲求を起こす行動となりますが、例えば食欲から行きますと断食が有効です。
最近ではファスティング断食も流行っていますが、これをやったことのある方は、3日目が一番きついと皆さんおっしゃいます。
頭の中で具体的に食べたいものが思い浮かび、胸のあたりでモヤモヤとする状態が続きます。
この段階でドーパミンが分泌されています。
ドーパミン分泌を促す目的ですからこの段階で断食は終了です。
このようにうつになると食欲が無くなると言うのもセーフガード、理にかなったものと言えるでしょう。

※断食についての注意!
断食はやり方がありますので別途記事にする予定ですが正しい方法で行って下さいファスティングや断食などの検索ワードで検索して下さい。
絶食ではありませんので水分を取ることや、終了後はいきなり通常の食事にしないでお粥など回復食を食べるなどの正しい方法で行って下さい。

その他の方法

私の場合滝行もおすすめしています。
滝から出たい出たいと思うのもまた欲求でドーパミンは出ていますし、滝から出て報酬も達成、短期間で効果のある方法です。
その他にもサウナに入って熱くて外に出たいと思い出して1、2分我慢して出るなども有効です。

最後に一言

心を病むこと全般に言えることですが神経伝達物質の不適切な分泌が原因、それを知ることは自身のメンタル管理に有効です。
今後もその他の物質について記事にいたします。

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